佐賀のがばいばあちゃん

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)


佐賀のがばいばあちゃん」の撮影が4月から開始されることになりましたね。
おばあちゃん役に吉行和子さん。
それから、島田紳助さんがスポーツ店店主役で出演するそうです。
漫才師の島田洋七さん(昭広少年)が、祖母と佐賀で暮らした小中学校時代(昭和30年代)の映画。

昭広少年の生活は今の時代では考えられないようなことばかり。
原作本は読んでいますが、途中から涙が流れそうになるシーンが多かったです。
「ただ歩くのはもったいなかとよ。磁石つけて歩いたらこんなにもうかる」と、家の行き帰りに磁石を引きずって歩き、釘と鉄クズを拾いながら歩くおばあちゃん。
そんな貧乏ってしたことないけど、パワフルなおばあちゃんに感動しました。

 島田洋七を育てた!おさのばあちゃんの楽しく生きる方法語録(抜粋)

 
  ☆嫌われているということは、目立っているということや。

  ☆通知表は、0でなければええ。1とか2を足していけば5になる。

  ☆人に気付かれないのが本当の優しさ、本当の親切。

  ☆ケチは最低!節約は天才!

  ☆今のうちに貧乏しておけ!
   金持ちになったら、旅行に行ったり、
   寿司食ったり、着物仕立てたり、忙しか。

  ☆あんまり勉強するな!勉強すると癖になる!

  ☆貧乏には二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。
   うちは明るい貧乏だからよか。
   それも最近貧乏になったのと違うから、心配せんでもよか。
   自信を持ちなさい。うちは、先祖代々貧乏だから。

  ☆「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん」
   「じゃぁ、答案用紙に『わたしは日本人です』って書いとけ」
   「漢字も苦手で・・・」
   「『僕はひらがなとカタカナで生きていきます』って書いとけ」
   「歴史も嫌いでなぁ」
   「歴史もできんと?『過去にはこだわりません』って書いとけ」